UFC

元UFCチアゴ・タバレスが医師へ転身、元選手40名を対象にCTE早期検出を研究

2021年に現役を引退した元UFCフェザー級のチアゴ・タバレスが神経科の医師となり、元UFC選手40名を対象にCTE(慢性外傷性脳症)の生前マーカーを特定する研究を進めている。

· VILLAND PICK 編集部

元UFCフェザー級ファイターのチアゴ・タバレス(Thiago Tavares)が、オクタゴンを離れて新たな道を歩んでいる。通算戦績24勝11敗1分を残して2021年にMMAを引退したタバレスは、現役時代の獲得賞金の一部を学費に充てて医学部へ進学。現在は神経科を専門とする医師として活動し、慢性外傷性脳症(CTE)の指標を特定するための修士論文に取り組んでいる。

海外メディア『Sherdog』の取材に応じたタバレスによると、現時点でCTEを確定診断する方法は死後の脳組織検査(病理解剖)に限られているという。生存中のアスリートに発症しているかを示す信頼性の高いマーカーは確立されていないため、タバレスの研究チームは脳波測定と人工知能(AI)を活用した生前診断法の確立を目指している。

この研究プロジェクトには、タバレスと同世代にあたる2010年から2017年にUFCで試合を行った元ファイター40名が参加する予定だ。研究では脳活動を測定する脳波計(EEG)を搭載した専用ヘルメットを使用し、各選手の症状の評価と合わせて脳波データの分析を進める。

タバレスは、自身の教育や生活を支えてくれた格闘技界への恩返しとしてこの医学研究に取り組んでいると語る。自身の人生の基盤を与えてくれたUFCに対し、次回のブラジル大会でデイナ・ホワイト、ジョー・シルバ、ショーン・シェルビーへ直接感謝を伝えたいとしつつ、医療活動を通じて次世代の選手たちを支えていきたいと抱負を述べている。

参照した出典

本文は上記の報道内容をもとに VILLAND PICK がまとめたものであり、原文全文は転載していません。

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