ボルコフ、ガーン保持のUFCヘビー級王座に「ベルトの価値が失われた」と苦言
アレクサンダー・ボルコフが現在のUFCヘビー級戦線に苦言を呈し、知名度優先のマッチメイクや反則行為によりベルト本来の威厳が損なわれていると批判した。
· VILLAND PICK 編集部
UFCヘビー級コンテンダーのアレクサンダー・ボルコフ(Alexander Volkov)が、現在のUFCヘビー級王座はファンが期待するような真の価値を失いつつあるとの見解を示した。ボルコフは直近7戦で6勝を挙げており、唯一の敗戦は現正規王者シリル・ガーン(Ciryl Gane)に対する物議を醸したスプリット判定負けのみとなっている。
ガーンはトム・アスピナルやアレックス・ペレイラとのタイトルマッチを経て、11月14日の『UFC 334』でジョシュ・ホキットを相手に王座防衛戦を行う予定となっている。元Bellatorヘビー級王者でもあるボルコフは以前、MMA Fightingに対し、ガーン対ペレイラの暫定王座戦は「真のタイトルマッチというより、プロモーションやメディア向けの試合だった」と語っていた。
『UFC 333』を前にMMA Fightingの取材に応じたボルコフは、純粋な戦いが中心だった過去のK-1時代を引き合いに出し、知名度だけでタイトル挑戦権が得られる現状を批判した。「ファンは世界で最も強く技術のあるファイターだと信じたいはずだ。だが現在は、有名になりさえすればタイトルマッチが組まれてしまう」と指摘した。
さらにボルコフは、UFCホワイトハウス大会などで見られたガーンの反則行為にも触れ、「ガーンについて言えば、彼はベルトを持っているから王者だ。だがそのベルトの意味は、試合中にアイポークやローブローなどの反則を犯して相手をKOしても王者になれる、という程度のものになってしまっている」と厳しい言葉を投げかけた。
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