元王者クルーズとディラショー、批判集まるシリル・ガーンを擁護
元UFCバンタム級王者のドミニク・クルーズとTJ・ディラショーが、反則打を巡り批判を浴びるシリル・ガーンを擁護し、故意の不正行為ではないとの見解を示した。
· VILLAND PICK 編集部
シリル・ガーン(Ciryl Gane)は、正規王者トム・アスピナル(Tom Aspinall)の長期離脱に伴い、UFCヘビー級の正規王者に昇格した。しかし、アスピナルが離脱する原因となったのは2025年10月の「UFC 321」でガーンから受けたアイポークであり、試合はノーコンテストとなりアスピナルは複数回の手術を余儀なくされた。さらにガーンは「UFC White House」での暫定王座防衛戦でアレックス・ペレイラ(Alex Pereira)を仕留めた際にも後頭部への反則打を放っており、ペレイラが結果への影響を主張するとともに、介入しなかったレフェリーのハーブ・ディーン(Herb Dean)を非難するなど物議を醸していた。
こうした批判に対し、元UFCバンタム級王者のドミニク・クルーズ(Dominick Cruz)とTJ・ディラショー(T.J. Dillashaw)が、クルーズのポッドキャスト番組『Love & War』内でガーンを擁護した。アイポークについてクルーズは、距離感や頭の動きで防ぐべき部分もあるとし、相手に目突きを許すのは自らのディフェンス側の問題でもあると語り、ガーンを「不正者(チーター)」とは見なさない立場を示した。
2019年に薬物検査陽性で王座を剥奪され2年間の出場停止処分を受けた経験を持つディラショーも、ガーンを擁護した。ペレイラ戦での後頭部打撃について、ディラショーはガーンが故意に狙ったわけではなく、ペレイラが頭部を動かしていた最中の打撃だったと説明。ペレイラ支持のファンによって過剰に騒がれていると指摘し、会場でブーイングを浴びるなど批判の対象となっているレフェリーのハーブ・ディーンにも同情を示した。
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